愛犬がなかなかドッグフードを食べてくれないと困ったことってありませんか?
ワンちゃんの食欲が落ちる原因って、色々考えられるんですよね。例えば、夏バテや体調不良とか。
でも、見た感じ体調は悪くなさそうなのに、なかなかフードを食べてくれない場合もあったりしますよね。
そんなふうに愛犬が食欲不振なとき飼い主はどう対処すればいいのか、解決方法を躾とドッグフードの両面から考えてみました。
食べない犬にしない躾
ワンちゃんがあまり食べてくれないとき、少しでも多く食べてくれればとの思いでフードをずっと置きっぱなしにしていませんか?
これ、ダメです。
決められた時間に食べることを習慣付ける
まったく食べなかったりほとんど残したりしていても、心を鬼にしてさっさと片付けてしまいましょう。
トイレや散歩、生活のルールをしっかり躾るのは愛犬と楽しい毎日を過ごすために絶対に必要なことです。
とくに食事のしつけはペットの健康や寿命に直結する大切な基本。
好きな時にご飯を食べられるのではなく、飼い主が決めた時間にご飯を食べなくてはいけないということを犬に理解させる必要があるんです。
飼い主にとって犬が食べないと心配でたまらなくなりますが、過保護のし過ぎは甘やかしにつながりますし、犬との主従関係を保てなくなってしまう場合もあるんですよね。
オヤツの与えすぎも要注意
また、ご飯を食べないからといってオヤツを与え過ぎないように注意しましょう。
一日に与えてよいオヤツは犬が必要な摂取カロリーの20パーセント以下が望ましいとされています。
おやつの与え過ぎは栄養バランスが乱れ、さらに消化に負担がかかるため内臓疾患になる危険が高まってしまうのです。
ドッグフードを食べないからと言って嗜好性の高いオヤツばかり与えていると、好きなものしか食べなくなってしまうことにも繋がり、そしてそれは結果的に犬の健康を脅かすことになってしまうことを忘れないでくださいね。
犬は嗅覚で食べている
人間は食べ物を目で見て美味しそうだなと感じますが、匂いが加わることでさらに食欲をそそられますよね。
隣の家から漂ってくるカレーの匂いに思わずヨダレが出てしまった経験は誰にでもあると思います。(私だけ?)
犬の嗅覚を利用して食欲を刺激する
匂いで食欲を刺激されるのは犬も同じ。
ワンちゃんに食欲がないときは、匂いで興味をひいてみるのがおすすめです。なんといっても犬は人間の100万倍以上という嗅覚を持っていますからね。
実はいつもと同じドッグフードでも少しの工夫で匂いを際立たせる方法があります。
それは、ドッグフードを入れるボウルを温めること。
食べ物は温めることで匂いが引き立ちます。ドッグフード自体を温めた方がより匂いは引き立ちますが、犬が違和感を感じて余計に食べてくれなくなる場合もあります。
ドッグフードにトッピングしてみる
あと、ドッグフードに嗜好性の高い食材やオヤツをトッピングするという方法もあります。
ただ、トッピングだけを選んで食べてしまいドッグフードは残してしまうこともありますので、トッピングとドッグフードはしっかりと混ぜて与えるようにしましょうね。
レトルトや缶詰などのウェットフードを混ぜるのも手ですが、歯に絡みやすく虫歯や歯周病の原因になってしまう場合もあるので、歯磨きはしっかりとしてあげてください。
ドッグフードを変えてみる
犬の嗅覚は強いだけではありません。
犬は匂いの種類を正確に嗅ぎ分けることができるとも言われています。
警察犬が犯人の匂いを追跡したり麻薬の捜索などでも活躍しているのは、その能力があるからですね。
もしかしたら、いや多分、ドッグフードに使用される酸化防止剤や香料、着色料などの添加物を不快な臭いに感じているかもしれません。
たとえ人間は気付かなくても、低品質なドッグフードに使用される植物性たんぱく質や添加物の匂いを嫌っている可能性があります。
ですので、どうしてもドッグフードを食べてくれない場合、無添加ドッグフードを試してみるのが良いと思います。
人気のある無添加なプレミアムドッグフードを以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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また、日頃からフードローテーションをしてみるというのもおすすめですよ。
フードローテーションのメリットは以下で書いていますので、こちらも併せて読んでもらえると嬉しいです。
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おまけ
最後に、もうひとつワンちゃんの食欲不振を改善する効果的な対処を紹介します。
それは、飼い主が目の前で美味しそうにばくばく食べること。
といっても、これが通じるのは我が家のワンコだけかもしれません(笑)